二学期終業式
渡川校長が出張のため、猪股教頭が訓辞を行いました。
猪股教頭は、「主体性」と「コミュニケーション能力」について次のように話されました。「企業で求められている『主体性』は、上司に言われたことをこなすだけではなく、会社の方向性や目標などを踏まえた上で、自分がなすべきこと、できることを考え、自ら行動を起こすことです。指示待ちではなく、自ら考え行動する、さらなる進歩を目指して工夫する、今の皆さんにも大切なことです。学習、部活動など何事においても『主体的』に取り組んでくれることを期待しています。また、企業が求めている『コミュニケーション能力』とは、相手の意見が自分と異なる場合、ディベートのようにある主題について異なる立場に分かれて自分の考えを通すのではなく、相手の考えも一定尊重しながら自分の考えを述べ、相手にも納得させながらそれぞれの長所を統合することで、より高い次元の結論に導いていくことです。そういう力が社会では求められています。人間一人の知恵より、複数の見方・考え方の良い部分を合わせる方が、よりよい結論に達するはずです。」
今後高校生活や大学生活を送る上で、企業で最も必要とされている能力として、意識的に高めていってくれることを願っています。
終業式後、御塚自律育成部主任のからは、2学期の振り返りと冬季休業中の過ごし方についての話がありました。
Comments Off
12 queries. 0.011 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress